ナカマチ2丁目ブログの中森です。
「ゲイの男性は皆同じ考え方を持っているの?」という動画を見る機会があり、
登場人物6名がそれぞれ違う考えを話す
内容に “なるほど~” と思いました。
(6名は全員ゲイ)
動画の中では5つの質問があったので
自分でも考えてみました。
この記事がタメになる方
● 「男(女)らしく」など
枠に収められる発言が窮屈に感じる方
● ゲイの人が何を考えているか、知りたい方
なお、動画はこちらです。
6名の方それぞれの考えが違っていて
それぞれの理由を聞くと「なるほどな」と納得します。
こんな質問に答えてみた (5つ)
1: 筋肉のあるマッチョな男性が好みだ
「別にそこまでは…」です。
( あばら骨が浮き出るくらいにガリガリでなければOK )
- 補足 (ココ押すと開きます)
「筋肉・マッチョ」の規準は人それぞれなので、話していると食い違いが起こる事があると思います。
一般的に言われるのは…
● 女性基準の細マッチョイケメンは、男性一般規準だとマッチョではない
(ガリガリと言う人もいる)
● ゲイの中には「筋肉ガッチリのプロレスラー・ラグビー選手」レベルでないとマッチョとして認めない人もいる
● 「筋肉ガッチリ + うっすら脂肪」の体型を理想とする人もいるが、それはデブだと考える人もいる
2: 人は誰でもちょっとだけゲイの要素を持っている
よくわからなかったので
逆パターンの質問を自分にしてみました。
「人は誰でもちょっとだけレズビアンの要素を持っているか?」と考えたら…
Noでした。
- 補足 (ココ押すと開きます)
質問の意味は、おそらく「異性愛者でも、同性に惹かれる時がある」なのかもしれません。
(単なる予想です。動画制作者に確認はしていません)
3: ゲイの人は生まれた時からゲイである
自分の場合、振り返れば「小さい時から男性に興味を示した事があったかも…」
と思います。
それを基に考えると、
「自分の場合、生まれた時からゲイだった」と思います。
↑
自分がゲイだと気づくのはかなり後ですが
- 補足 (ココ押すと開きます)
「セクシャル・フルイディティ」と言い、性的指向が流動的な人もいます。
また、
「ある時までは女性と交際していたが、ある時から男性のみに変わった」
というゲイの人もいるので
ゲイ全員が生まれた時からとは限らないと思います。
4: 男らしさ・女らしさという言葉に疑問を感じる
「男らしくしろ・女らしくしろ」と、強制されなければ気にならない。
- 補足 (ココ押すと開きます)
「男らしい/女らしい」の定義は人それぞれだから、1人1人が心の中で「この人は男らしい/男らしくない」と勝手に判断する分には自由にすれば良いと思います。
(押し付けなければ何を考えても良いと思うし、特定の個人に向けなければSNS・ブログ・動画などで「私の意見」として話すのもアリだと思います)
5: これまで自分の仕草や話し方を無理して変えたことがある
特にないです。
上の回答は
ゲイの中でも「レア」な回答だよ~
ちなみに
中森さんは
「食事が面倒だから、いつかアンドロイド(人型ロボット)かホログラム(臨場感ある3D立体画像)になりたい」
んだって。
つさ 人としてそもそも異端…
質問に答えてみて
もしかしたらですが、動画制作者は
ゲイと言っても「典型的なゲイ」以外に
色々なタイプの人がいることを
動画で伝えたかったのかもしれません。
典型的なゲイ像
メディアで取り上げられる
「典型的なゲイは」こんな感じです
● マッチョが好き
(男らしく筋骨隆々な人が好きで、自分も筋骨隆々な体型を目指す)
● 自分の性的指向に気づいたあと、多数と違う事で葛藤したり差別に遭い、苦しんだ経験がある
● 「男なら女性を好きになって当たり前」など、「○○らしさ」を求められた事がある。
遅咲きゲイ + ドライな性格 +
人づきあい好きではない
という立場からすると
当てはまる事が少ないのですが、
自分と違う考えの人の話を聞いたことで
「こういう考えもあるんだ」と、勉強になりました。

ついでに紹介
動画に出演している内田さんは
オンライン交流会を毎月開催、
ササミ―さんはLGBTランチ会を
毎月開催しています。
Facebookのイベントページを
それぞれご案内しようと思います。
● 内田さん: 1/16
ボーダーレス交流会「ナナージ」
(LGBTである/なし、どちらも歓迎)
詳細はこちら
● ササミ―さん: 1/23
LGBTランチ会 (東京・外苑前)
(LGBTの方)
前回の概要
(イベントページはこれから作成)
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