ナカマチ2丁目ブログの中森です。
著名人であるローランド・GACKTが
プロデュースしたウェディングドレスが、
実はデザインがパクリと分かりました。
この際の両人の対応が対照的だと話題になっています。
不祥事の際、個人事業主や小さな会社の経営者が取るべき行動を考えました。
この記事が役立つ方
● 小さな会社・お店の経営者
● 個人事業主
● フリーランス
● 営業職・販売職の方
( 顧客・取引先・関係者に対し、仕事上謝罪する機会がありそうな方 )
- 事件のあらまし (ココを押す)
ROLANDとGACKTが組んだコラボブランド「G&R」の商品 (女性用ドレス) が、他社の既存製品の盗作と判明。
2020年12月16日に発表後、他社製品に酷似している指摘が相次いだ。
調査の結果「デザイナーが他社製品を模倣した」とわかり、12月20日にROLAND・GACKT共に謝罪。
商品の企画・販売はdazzy社が手掛け、ROLAND・GACKT共に商品開発の詳細には関わっていなかった模様。
名義だけ貸したなど「完全なるお飾り」だった様子ではないが、実態はdazzy社に「G&R」ブランドを丸投げで任せ、お膳立てしてもらった模様。
謝罪は両者とも早かった
「G&Rのドレスが、他社製品に似ている。盗作ではないか?」と話題になり、調査で盗作と判明した後の対応は、両者とも早かったです。
ROLAND・GACKT共に12月20日に謝罪コメントを発表しています。
( ROLANDはツイッター、GACKTはYouTube )
「問題がわかったら、速やかに発表する」
という観点では、良かったと思います。
(1) 問題を先送りすればウヤムヤになって忘れ去られると思い、わざと発表を遅らせるケース
(2) 不祥事を発表すれば詳細を質問されるから、事実確認や質問(批判)対策のための準備に時間がかかるケース
個人事業主・小さな会社で起こりうる問題・不祥事
最も考えられるのは商品の問題。
商品やサービスに不備があり
● 怪我人・病人や事故が発生した
● 発生する可能性が高い問題が見つかった
● 商品の性能やサービスの効果を偽っていた
などです。
短い謝罪・長い謝罪どちらが良いのか?
「どの様な謝罪方法が良いのか?」
に関しては、唯一絶対な “正解” はありません。(その時の状況で違う)
今回は
ROLAND: ツイッターで簡潔に謝罪
GACKT: 動画で10分弱の謝罪 と、
「短い」「長い」と対照的でした。
ニュース記事に書き込まれたコメントやSNSでの反応を見る限り、
ROLANDに対して「早い」「言い訳じみていない」などの感想が集まっています。
二段階式に「SNSで簡潔に謝罪」→「記者会見や動画で詳細を説明」だと、より丁寧な感じがするね。
言い訳じみた謝罪は、反発を買う
謝罪発言の内容についての評価は、
ROLAND・GACKTで評価が分かれました。
この度G&Rとの契約を解除した事を発表致します。
— ROLAND (@roland_0fficial) 2020年12月20日
不快な思いをさせてしまった全ての皆様に謝罪させて頂きます。
仕事を引き受け問題の商品をPRをした以上多大なる責任があると感じており深く反省しております
応援して頂いている方々、なにより購入された方々
この度は大変申し訳ございませんでした
ROLANDについては
「素早く謝罪したのが良かった」
「言い訳じみていない」という声が多かった一方、
GACKTに対しては
「(事件に)『怒りを感じている』」という表現が他人事っぽい
「サングラス姿で不真面目な印象」
「『若さ故の過ち』など、dazzy社をかばっている」など、
他人事に感じる姿勢・言い訳する姿勢を指摘する声が集まりました。
10分間話す動画は、ツイッターよりも多くの情報を伝えられますが
「言い訳・責任逃れ」のための情報を
たくさん発信してしまったために共感は得られなかった模様です。
問題の原因を詳しく説明することと
言い訳をして責任逃れをする事は
聞き手は全く違う印象を抱く事が改めてわかりました。
※ 次ページに続きます