高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ、5つ 【伝え方・教え方】

高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ、5つ 【伝え方・教え方】

ナカマチ2丁目ブログの中森です。
 
月に1回ほど「終活を考えるZ
という交流会に参加しています。
相続や終活の専門家と知り合える
毎回ミニセミナーがあり、
相続対策以外にも「高齢者の生きがい」
「高齢者の健康」など、シニアに関係する
知識を得られる
など
参加して良い点が満載です。(オンライン)


その会で先日
高齢者にIT機器やネット操作を教えるコツ
という題で、簡単なセミナーを開きました
当日のスライドを使い、補足も加えて
ブログ記事にしようと思います。
 
 

 
 

コツ1: 教える側の思い込みを無くす ~高齢者は予想以上にチャレンジ精神旺盛~

メディアで描かれる高齢者像
新しい事を始めるのが苦手で、
スマホやパソコンは使いたがらない

という感じですが、
そうでない方も大勢います。 (←ココ大事)
 
 
 
第二次世界大戦後の高度成長期を過ごした
高齢者は、今よりも大きな変化を経験したはずです。
( : 戦後登場/普及したもの )
● 自動車
● テレビ・ビデオデッキ (予約機能付)
● 電話 (留守番機能付)・FAX
● 洗濯機・エアコン
● 自動改札機・自動券売機・ATM


現実問題、新しい物に抵抗ある方も多くて
「エアコンは贅沢だから買わない」
「留守番電話は難しくて使えない」
という方が多いのも確かですが
 
便利なものは生活に採り入れたい
という高齢者が多いことは
知っておいて損ではないと思います。

こぼれ話 1 (勧めず後悔!?)

上の話を聞いた方が
父は生前ガラケーすら持たずにいて『新しいものに抵抗がある』と思って無理に勧めなかったが、
もしかしたら思い込みだったかも

と話していました。
 
 
仮に「やっぱり勧めよう」と思い直して携帯電話を提案したところで
「実は持ちたかったんだ!」と
言ってもらえたかはわかりませんが、
 
「どうせ拒否するから勧めないでおこう」と、周りの人が何となく思うのもわかりますが、そうとも限らない可能性もあります。

こぼれ話 2 (言い方・勧め方が大切)

別の参加者の方のアイデアで
 
「『スマホ使って』『LINE始めよう』『パソコン』『タブレット』
と言うより、
お友達と写真を送り合える
孫とテレビ電話できる
というように、
『何ができるか』を話すと高齢者ご本人もやりたくなるかも」
という意見がありました。
 
本当にその通りだと思います。

コツ2: 簡単な言葉を使う 【最重要】

高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ 7

 
5つのコツのうち、ココが最も大切です。
初めて使う人にとって聞きなれない
言葉はできるだけ簡単な言葉に変えます。
 
とは言っても
「Enter」「スペースキー」(PCの場合)
「IDの欄」「送信ボタン」など、
言い換え不能な言葉もたくさんあります。



そんな時は
「キーボード右端にある、大きいサイズの
Enterボタン」
「画面下にある、青色の送信ボタン」
など
聞きなれた単語を添えて説明すると良いです。
 
( 聞いた初心者は「右端の大きなボタン」
「画面下あたりにある青ボタン」などと
その人なりの感覚で理解できる
)
 
 

コツ3: 手本をゆっくり示す→本人が実行

高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ 8

 
新入社員の時に先輩から教わる時や
親・お姑さんの説明を聞く時、
手本を見せてもらったけれど、動きが早くて覚えられなかった
という経験は無いでしょうか?
 
 
そんな経験がある方は
高齢者の方にスマホやPCを教える際は
手本を示す時はゆっくり
「赤い丸」など簡単な言葉で説明
を心がけると、
聞く側も「今何をしているか」わかり
操作方法を理解できると思います。
 

こぼれ話 3 (日本社会の「教え方」)

日本社会は長い間
「仕事は見て盗むもの」
「丁寧に教えるのは甘やかし」
という考えが主流だったと思います。

(「手本は一度しか見せないから、真剣に覚えろよ!」
みたいな教え方もあった
)
 
 
上記の環境で過ごした方には
この記事の方法は「やり過ぎ」に思えるかもしれませんが、
このやり方で効果があるならやってみよう」と思う方が1人でもいれば
嬉しいです。
 
 
(「鳴かぬなら殺してしまえ」ではなく
「鳴かぬなら鳴かせてみようほととぎす」の心かもしれません
)

コツ4: ID・パスワードは忘れずメモ

高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ 9

 
スマホやパソコンでインターネットのサービスを使う場合、
IDやパスワードが必須になります。
 
 
 
ID・パスワード専用ノート」や
親戚の連絡先リスト」など
きちんとしたノートや表を用意し、
 
1 初回登録時
ID・パスワード (メールアドレス) を
記録する
 
2 IDやパスワードを変更した時
ノートやリストの記録も更新する
 
の2つを徹底すると、
「あれ? パスワード忘れてしまった」
などのトラブルを防げます。


( IDパスワードを忘れてログインできないトラブルは、
高齢者のトラブルの3割を占めます
)

こぼれ話 4 (パスワード管理)

フェイスブックのパスワードを忘れてしまい、再設定が必要になったため
再度設定したものの
新パスワードをレシートの裏に書き財布に入れて、
「この人、レシート無くして絶対またパスワードで困るに違いない
という方がいました。
 
( 手帳の住所欄に再度書き留めてもらいました )

こぼれ話 5 (3大トラブル)

高齢者のネット関連
3大トラブルは次の通りです。
 
 
(1) 無意識に不要なボタンや画面に触れていて、思わぬ動作をしてしまう。

本人としては
「何もしていないのに、画面が勝手に変わった。(もしかしたら変な所を触ったのかも?)」
みたいな感覚
 
 
(2) フィッシングメールや
詐欺メール
に騙される
「資産家が遺産1,000万円をあなたにあげたいと話しています。
下のページでメールアドレスと電話番号を登録して下さい」
みたいなメールを
信じる方は珍しくないです。
( 嘘みたいですが… )
 
 
(3) パスワード不明でログイン不能
ネット通販を過去に使い
店舗からのメルマガをストップするために
ログインして設定変更を試みたが
パスワードが分からずログイン不能…
みたいな例は多いです。

コツ5: トラブル解決には深入りしない (特に離れている時)

教える相手と同じ場に居る時は
質問を受けたりトラブルの時も
自分が代わりに操作して解決できますが
 
離れて暮らす相手から
トラブルの相談を受けた際は
深入りしないのをオススメします。

( 特に、親切心に溢れる方。
困っている人を助けられない事で
後ろめたい気持ちになる必要は無いです
)
 
 
 
相手と離れているので 自分が代わりに操作する訳に行かず
口や文章で説明しても相手が理解できそうもない場合は
その場で見ないとわからないから
今すぐは解決できない。ごめんなさい

みたいな対応で良いと思います。
 
 
( なお
機械の故障みたいなら修理を勧める
詐欺に遭いそうな予感がする時は
「それはやってはいけない」と止める
などは
した方が良いと思います
)
 

高齢者にスマホ・パソコンの操作方法やインターネットの使い方をわかりやすく教えるポイント

まとめ

高齢者にIT機器・ネット操作を教えるコツ」というテーマで書きましたが
年齢を問わず
● IT苦手な方・機械オンチ
● ITに限らず、初心者に教えるコツ
としても参考になると思いました。
( 手前味噌ですが )
 
最後まで読んで下さりありがとうございました!
 
 
 
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冒頭で触れた
「終活を語る会Z」を
紹介しようと思います。
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