小さな会社やお店、経営者や起業家が
生き残る方法を考える中森 学です。
( 個人事業主とフリーランスも含みます )
この記事は2024年8月中旬に書きました。
「余計な事は言わないに限るが、何が『余計』
なのかは自分では気づけないんだな~」と、
最近のSNS炎上事件を見て思いました。
今回は、自分なりの炎上予防策として
「なるべく余計なことは発信しない」という
趣旨で
大きな災害・事故・事件の時は発信を止める
ことにした話を書こうと思います。
大きな災害・事故・事件のときは発信をストップ
古く遡ると… 2011年の東日本大震災のとき
TVのバラエティ番組やCM、イベント開催が
「被災した方、その家族など苦しい思いを
している人が多い状況で呑気に楽しく過ごす
のは不謹慎だ」
という理由でバッシングを受けました。
( 不謹慎狩りとも言われた )
この現象はその後少し和らぎ、
2024年1月の能登半島地震では「経済を回す
ことも大切。あからさまに被災者の感情を
逆なですることをしないなら、楽しいイベント
や普段の経済活動を続けた方が良い」
という考えが広まりました。
「災害のときは自粛を」という考えと
「無事な人は通常の経済活動を」という考えの
どちらが正しいかは判断が難しいですが、
ブログやSNSでの発信に関して、僕は今の所
「自分のイメージアップ / 売上アップを
目的とする情報発信は、災害が起きて被災者
がいる状況でわざわざ発信しなくても…」
という考えです。
そんな考えがあったので、1つ前の記事で
「大きな災害・事故・事件の時は、ブログを
休みます」と書いてスッキリしました。
( 要は、単なる自己満足なのですけど )
何が「ヤバイ」かは、自分では気づかない
2024年8月現在、3つの炎上事件がニュース
になりました。
1● フワちゃん
「ついつい普段の悪ノリで… (釈明を要約)」
という気持ちで芸能人のやす子さんのSNSに
「死ね (要約)」と発信。
根本的な部分で反省しているのか疑問視され、
謝罪の仕方にも批判が集まっています。
2● 川口ゆりさん
「事情があったらごめんなさいなんだけど」と
最初に断り、やわらかな表現で「臭う男性」に
ついてSNSに書き込み。
提唱した臭い対策が「非現実的」と思われ、
汗をかかずに済む環境にいる恵まれた人による
「上から目線の」「働く男性全般への批判」と
解釈されて炎上しました。
3● 和田アキ子さん
オリンピック選手の軽食タイムの様子を
「(寝そべって食べる姿が) トドみたい」と
表現。
人間を動物に例えるのは失礼だという意見が
ネットで見られました。
上の3つの例に共通しているのは
本人としては「問題がない」と思っていた点
です。
「そんなことも判断できないなんて、人として
最低」という感想も見られましたが、
人間は誰でも「自分のことは意外とわからない」
と思います。
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( 例えば「あなたの強みを教えて下さい」と
質問されたとき、多くの人が即答できないのも
「自分のことは意外とわかっていない」例です )
きっと、僕も同じところがあると思います。
そう考えると
「余計なことは極力言わない」一環として
大きな災害・事件・事故のときはSNSやブログ
の新規投稿をストップするのはアリでは?
と思うようになりました。
これだけでは炎上予防策として不十分ですが
自分の中で基準をしっかり決められたことは
良かったです。
他の炎上予防策も調べようと思います。